女性とバッグ1


2020年(令和2年)05月17日 日曜日

女性とバッグ1

女性とバッグ1 女性は何故バッグが好きなのか
女性とバッグ2 バッグでわかる性格分析
女性とバッグ3 いま人気のバッグ

今回は、第1弾「女性とバッグ1 女性は何故バッグが好きなのか」です。


ご存じの通り、女性雑誌は読者を確保するために付録としてバッグをわんさかと付けています。バッグなんて、1つあれば十分なのに、なんで、そんなに欲しがるのかと思いませんか?ネットで調べてみると、こんな理由が、
「女性はその時々の“気分を味わう”ためにバッグを集めているといえます。いわばコレクション。あるバッグはスポーティーな気分の時に、別のバッグは上品な気分に、という具合に、一つ一つのバッグでいろんな感情を味わうのです。しかも、袋物は形や柄を確認できて、値段も手頃。機能性もあり、(買うための)言い訳が立つから買いやすいのです」

★女の人はなぜこうも、バッグが好きなのだろうと、男性は皆そうやって首をかしげる。実はその理由、自分たち女にもあまりよくわかっていない。一流ブランドのバッグを持つことを、何をおいても優先した時代は確かにあって、それはひとえに“ブランドの位置まで自分が一緒に引き上げられる?気がしたから。でも、そういう手放しのブランド信仰が緩んで久しい今も、女は相変わらずバッグに夢中。

一体なぜなのだろう? 実はこれ、バッグはただの荷物入れじゃない。女をエスコートしてくれるものだからなのだ。

だって、女は手ぶらではうまく歩けない。日ごろはバッグにつかまりながら歩いているから、手持ち無沙汰でどうにも上手に歩けない。つまりバッグは、ちょうど男性の腕のように、女を知らず知らず支えつつエスコートしてくれているのだ。だからやっぱり良いバックが欲しい。それだけで、どこかに無性に出かけたくなるはずだから。とすれば、年齢を重ねるほどに胸がワクワクするようなバッグを買うべきは、ひとつの真理なのだ。履きやすい靴も、自然に人を家から引っ張り出して、遠いところに連れて行ってくれるが、バッグはむしろ素敵なパートナーと出かけるような心の高揚をくれる。

だからこそ、女は一種の本能のように良いバッグを求めて止まないのだ。ブランドへの執着も、そのパートナーの釣り書きのごとく重要な要素だからと考えれば、何ら不思議ではなくなる。いや逆に言えば、バッグこそ、年齢的にも分相応なものを手にするべきと言われるのも、それがため。

どちらにせよ、なぜこんなにもバッグが欲しいのか? どう考えても不可解だからと、欲しい気持ちを封じ込めるのは、少し違う気がする。雨の日も猛暑の日も、なんだか落ち込んでいる日も、憂(うれ)えることなく、身も心も弾ませながら出かけていくためには、絶対不可欠なものであること。それこそ男性には必要のない役割を、女のバッグは宿命的に持たされていること、やっぱり忘れてはいけないのだ。だからバッグの買い物は、多少贅沢であってかまわない。自分へのご褒美(ほうび)にしても構わない。バッグにエスコートされるように歩く人は、やはり理屈ぬきに美しいから。

●男のカバンは正解がない 女のバッグはファッション

男性が手ぶらを好む理由の一つに、「ちょうどいいカバンがないから」というものがあります。
スーツスタイルなら、まだいいのです。スーツ用のかっちりとしたカバンに、ケータイと財布と、書類とハンカチ、充電器などを入れればファッションとしての格好もつきます。むしろスーツで手ぶらだと心許ない気持ちになるはず。

さらに言えば、カジュアルでも、冬ならまだいい。コートを着たり、ダウンを着たり。それに合わせてリュックをしょってもいいし、大ぶりな手提げカバンを持っても、見た目のバランスはいい。でも、これが春夏の軽装となると、どんなカバンを持ってもおおげさになってしまう。そもそもこの季節、リュックは背中が暑い。

というわけで、問題は夏のカジュアル、なのです。
ひとつの選択肢は、帆布などのトートバッグ。これであれば、便利だしカジュアルファッションにも合いやすい。

●セカンドバッグは避けたいが……

多くの男性が一度は検討する(が、見送ることも多い)のが、手に持つタイプのセカンドバッグです。これは実に便利で、実際必要なモノを収めようとしたらこれぐらいのサイズで十分。ですが、これはなんとなくイメージが悪い。おじさん臭いというか、怖い人っぽいというか。
で、結局、最近多いのは、体に斜めに巻きつけるメッセンジャーバック。大昔流行したウェストポーチも発想は同じ。最小限度のモノが入るし、トートバッグやセカンドバッグと違って、そう、なんといっても両手が空きます。
と考えていくと、なるべくなら手ぶらがいいわけであって、男がカバンを持つモチベーションは実に消極的。「しかたなく」という不承不承さとセットなのです。

●手ぶらは「すっぴん」と同じ!?

逆に、女性が手ぶらで出歩かない理由として、「バッグがないとコーディネートが完成しないから」ということが挙げられるでしょう。
ファッション誌に載っているコーディネート写真には、必ずバッグが添えられています。全体のバランスをとったり、「差し色」としての役割を果たしたりと、女性ファッションにおけるバッグの役割は非常に大きい。色・形・大きさなど様々なバリエーションを、その日の予定や服装に合わせて使い分けています。

つまりバッグ=ファッションなのであって、「バッグを持たずに出かけるのは、靴を履いてない、化粧をしてない、服を着ていないのと同じ」というわけです。

さらには、女性は男性に比べて荷物が多い。メイク道具や身仕度に関わるいろいろを入れようと思ったら、とうていメッセンジャーバッグやウェストポーチでは足りません。

●手ぶらでいたい男の本能

つぎに心理面を検証してみましょう。
さきほど、男のカバン問題についてあれこれ言いましたが、そういう事情抜きで、男はとにかく手ぶらが好き、ということも言えます。

というのも、男はいつでも両手を空けていたい。手を自由に保っておかないと、いつ敵と戦う場面に遭遇するか分からない。そうした闘争本能が、男を手ぶらへと駆り立てます。何かを手に持たなくてはいけない状況が煩わしい、無駄なものは持たずに軽やかでいたい。

男性から女性への性転換を済ませたあるタレントがインタビューで、「私は手ぶらが好き」と話していたことがあります。これなども、男には手ぶら本能があるのではないかと思わせるエピソードです。

一方、多くの女性は「バッグを手に持っていないと落ち着かない」と語ります。職場からランチに出かけるときなども、絶対に財布しか使わないと分かっていても、ついバッグごと持ち歩きたくなる。

「使わないかもしれないけど、念のため」に持っておきたいものがたくさんあって、結果として一つにまとまらないので小さいバッグを持つことになる。それが女たちならではの心理です。

●キャバラク嬢がバッグをねだる理由

男は自由を阻害するものとして忌み嫌い、女は安心を担保してくれるものとして大事にする。
と、こう考えてみると、結局、カバン・バッグというのは、家庭や結婚のメタファーなのかもしれません。男は縛られずに自由でいたいし、女はたくさんのものを詰め込む。

★ちなみにキャバクラのお姉さんが男に貢がせるものの定番と言えばバッグですが、あれなども、まさに、高価な値段といい、見せびらかすためのブランド性といい、男と女の関係をよく表しているエピソードです(この場合は、結婚や家庭よりも、換金可能な愛、という別の意味も付加されてきますが)。

●男のポケットにはロマンが詰まっている

そのようにして、カバンを毛嫌いする男たちですが、ポケットのことは大好きです。
スーツの内ポケット、デニムの尻ポケット、カーゴパンツのポケット……。ちょっとした荷物を収納できるのに、カバンを持つ煩わしさから解放してくれるなんて、実にすばらしい。男たちはポケットとはとても仲良しなのです。

やけ君私見「そうそう、ポケット好きだよねぇ~」

ファッションにおいても、ポケットのクールな機能性に男たちはついつい魅了され、その究極形が「軍服」であり(まさに男たちの戦いのアイテム)であり、さらにその上を行くのが「釣り用のベスト」(これもある意味戦いのアイテム)でしょう。

おじさんたちが、ふだんから釣り用のベストを愛好するのは、少年時代、学校の帰り道に小石やら毛虫やらをズボンのポケットに収集してはお母さんたちを呆れさせていたノスタルジーとつながっています。つまり、男のポケットにはロマンが詰まっているのです。

逆に、女性の服のポケットは装飾であることが多く、飾りじゃないとしても洋服のラインを崩してしまうため、なんでもかんでも入れるわけにはいきません。

そのことも、ちょっとしたバッグが必需品になる理由。幼稚園の女の子は、すぐに自分のバッグを持ちたがりますが、彼女たちの幼い目から見ても、きちんとした自分のバッグを持つことこそが、大人の女性の象徴なのでしょう。

●カバン=結婚の象徴

結論は下記のようにまとめられます。

結論1:男にとってカバンはツール。仕事で使わない限りはなるべく持ちたくない。女にとってバッグはファッション。多種多様にそろえたいし、バッグを持たないのは服を着てないのと同じ。

結論2:男にとってカバンは自由を束縛するわずらわしいもの。常に解放された状態でいたいので、手ぶら(あるいはポケット)を好む。だが、いい大人がそれを言うと恥ずかしい。女にとってバッグは安心を担保してくれるもの。夢や安定などいろいろなモノを詰め込んで大事にする。そう、つまり、カバンは家庭の象徴。



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