日本人は刺身(=生魚)の寄生虫は怖くないのか
2020年(令和2年)01月13日 月曜日
中国サイトに、日本人は刺身(=生魚)の寄生虫は怖くないのか、という記事があった。
そもそもだが、魚の流通管理、衛生品質管理、調理法、食べ方が根本的に異なるんだが。
日本人だって寄生虫は怖い。
例えばだが、鯵(あじ)の刺身が食べたい時に、馴染みの魚屋さんに行く理由:
客「今日、お客さんが来るので鯵の刺身が欲しいんだけど」といえば
店「この時期はね、モノがよくないので刺身はやめといて、焼くかフライにしてよ」
客「じゃ、フライ用に10匹ください」
店「今日は、脂がのったいいのがあるから、出しておくよ」
のように、馴染み客になれば品質についても正直に対応してくれます。
日本では、生臭さを取るために、血抜き、神経締め、内臓除去、マイナス60度冷凍、除菌された海水、などの処置が普通に行われています。
しゃぶしゃぶ、炙りなど刺身に近い食感が味わえるような料理法や、わさびなどの薬味のつけあわせで殺菌効果を持たせたりと、
多くの品質管理が行われております。
こうした徹底管理が中国でも行われれば、普通に刺身が味わえるでしょう。
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