猫の気持ち7


2019年(令和元年)10月19日 土曜日

猫の気持ち7

猫の気持ち 第1弾 習性1
猫の気持ち 第2弾 習性2
猫の気持ち 第3弾 習性3
猫の気持ち 第4弾 爪とぎ
猫の気持ち 第5弾 尻尾
猫の気持ち 第6弾 しぐさ
猫の気持ち 第7弾 気持ち1
猫の気持ち 第8弾 気持ち2
猫の気持ち 第9弾 気持ち3
猫の気持ち 第10弾 甘噛み
猫の気持ち 第11弾 行動
猫の気持ち 第12弾 ご飯
猫の気持ち 第13弾 鳴き声
猫の気持ち 第14弾 座り方
猫の気持ち 第15弾 猫派人間
猫の気持ち 第16弾 体の上に乗ってくる
猫の気持ち 第17弾 ねこんかつ
猫の気持ち 第18弾 猫好きの特徴 男性編
猫の気持ち 第19弾 猫好きの特徴 女性編
猫の気持ち 第20弾 猫好きのあるある
猫の気持ち 第21弾 育て方1
猫の気持ち 第22弾 育て方2
猫の気持ち 第23弾(最終回) 育て方3


今回は、「猫の気持ち 第7弾 気持ち1」です。



■1.飼い主に近づいて、にゃあにゃあと鳴きながら見つめてくる。

飼い主が本を読んだりテレビを見ていたりすると、猫が飼い主に近づいて鳴き始めることがあります。それも飼い主をじっと見つめながら鳴いています。時には鳴きながら猫パンチをしてきたり、飼い主の膝に乗ってきたり、手を噛んできたりします。明らかに何かを伝えようとしていることがうかがえます。「トイレもしたし、ご飯もあげたし何の用だろう。ああ。こんなとき猫の言葉がわかればいいのに」多くの飼い主は、猫が何を言わんとしているのかもどかしい気持ちになるでしょう。

猫が「遊び相手になってよ」とおねだりをしています。1人で遊ぶのもいいですが、やはり遊ぶときには相手がいるほうが、ストレスも発散できますし楽しく感じます。特に飼い主がじっとしているとき、こういうことがよくあります。飼い主がテレビや読書をしていると、暇を持て余しているように見えるからです。「暇があるなら遊び相手になってかまってよ」と思っています。室内だけで飼っている猫なら、ほかに相手がいませんから、当然飼い主を遊び相手として求めてきます。また飼い主が仕事や学校などで外出している場合、留守番をしている時間も長くなりますからストレスもためがちです。ボールや新聞紙など暇つぶしになるものはありますが、やはり猫が一番喜ぶのは飼い主が相手になってくれることです。リアクションを返してくれる人と触れ合うほうが、猫も楽しいです。ストレスも発散しやすくなります。

わざわざ猫から指名されたときには、飼い主は嫌がらず、ボールや猫じゃらしで遊び相手になってあげるといいでしょう。猫の頭や背中を優しくなでてあげるだけでもかまいません。



■2.ときどき猫が舌を出したままじっとしている。

舌を出しながら寝る理由については、いくつか理由があるようです。毛繕いに疲れたから。猫は1日の3分の1を、毛繕いのために時間を費やしています。自分から毎日お風呂に入る習慣がないので、舌をブラシの代わりにして、汚れを落としています。

しかし、舌とはいえ、筋肉です。舌も使っていると、舌が疲れて、垂れることもあるようです。飼い主に安心しきっているから、本来、猫は警戒心が強い生き物です。犬と猫を比べても、猫のほうがなつくまでに時間がかかるのが一般的です。

しかし、飼い主との同居生活が長くなると、飼い主と信頼関係が結ばれ、十分になついてきます。警戒を緩めたせいで筋肉が緩み、舌が出てしまうことがあります。顎が小さいから、そもそも生まれつき、顎が小さな猫もいます。たとえば、ヒマラヤン、チンチラ、ペルシャは平らな顔をしているので、顎は小さめです。顎の中に舌が収まりきらず、力を抜いたときに自然と舌が出てしまうことがあります。いずれにせよ大きな病気という問題ではないようです。決して飼い主をからかうつもりで舌を出しているわけではありません
舌を出したままの姿をかわいいと感じる程度でいいでしょう。



■3.食事中に猫がおねだりをしてくる。人が食べる食事を、猫にあげてもいいの?

猫がやっていることといえば、たいてい3つくらいしかありません。じっとしているか、寝ているか、毛繕いをしているかです。のんきな姿ではありませんか。こうしたマイペースでのんびりしたところが、猫の魅力でもあります。ストレスの多い現代人は、こうした猫の無邪気な姿に癒されているのでしょう。
 
しかし、そんなじっとしている猫が、ふと立ち上がり、いつになく元気になる時間があります。食事の時間です。飼い主が家に帰ってきて、自分の食事をテーブルで食べていると、たいてい猫がやってきませんか。「にゃあにゃあ」と鳴きながら近づいてきます。「僕にも少し分けてよ」といわんばかりです。普段はじっとしているくせに、こういうときだけは飼い主のところにやってきて、積極的に鳴いておねだりをしようとします。「少しくらいならいいかな」かわいく鳴いている猫に根負けして、飼い主が食べかけている食べ物を与えてしまいそうになります。これはいいことなのでしょうか。

結論から言えば、基本的に人が食べる食事を猫に与えるのは、NGです。人間の食事には人が求める栄養があり、猫の餌には猫が求める栄養があります。人間が食べる食事は、カロリーが高いものが多く、肥満になりやすいのも理由です。一番の理由は、猫にとって有害な物質が含まれている可能性があるからです。人には栄養でも、猫には毒になるものもあります。
 
たとえば、タマネギです。人には重要な栄養の1つになりますが、猫には毒物です。人間が食べている食事をそのまま与えるのは控えたほうがいいでしょう。一見、食事内容を目で確認し問題ないと思えても、意外なものが混ざっている可能性もあります。また、猫は犬より体が小さいため、与えてはいけないものは犬以上に敏感になったほうがいいでしょう。ほんのわずかな量でも、猫は体が小さいため、すぐ致死量に達してしまいます。
猫にはキャットフードが一番です。市販されているキャットフードなら、必要とされる栄養はほぼ揃そろっているはずです。小さなパンの切れ端を、たまにくらいならいいですが、あくまでおやつ程度に留めておきましょう。



■4.猫が飼い主の足に体をこすりつける。

「ただいま。ああ、今日も疲れたなあ」飼い主が外出先から帰って、ソファーでまったりくつろぎます。そんなとき、猫が近寄ってきて、飼い主に体をこすりつけることがありませんか。このときの猫のしぐさが、かわいらしいです。飼い主の帰りを待ちわびて、甘えているのかなと思いますね。甘えたり遊びの催促をしたりしている場合もありますが、体をこすりつけるしぐさが見られる場合は、少し事情が異なるようです。これは、飼い主に甘えているのではなく、においをつけようとしています。猫は自分と同じにおいがするものを好みます。自分の縄張りには、当然自分のにおいがついていますが、外出から帰ってきた飼い主には、知らないにおいがついています。知らないにおいがあると「自分の縄張りに侵入者がいる」と思います。違和感を覚え、落ち着きません。そのため、気分を落ち着かせようと飼い主に体をこすりつけ、自分のにおいをつけようとします。お風呂上がりの場合にも、猫がすりすりしてくることが多いですが、これも同じ理由です。ほとんどの飼い主は、猫が甘えているものだと勘違いして、抱いて遊び相手をしますが、これがちょうどいい具合になります。猫と触れ合うことで、飼い主ににおいがつくことになり、猫も自分の欲求が達成できるのです。



■5.猫がズボンやセーターを吸ったり揉んだりしている。

飼い主が座っていると、何の気なしに猫が膝の上に乗ってくる。何をし始めたのかと思えば、ズボンやセーターをもみもみとマッサージしたり、吸ったりしている。飼い主をマッサージしてくれているかのようなしぐさです。どういう意味があるのでしょうか。これは、猫が赤ちゃんのころ、母猫のおっぱいを吸っているときのしぐさを再現しています。
まだ幼いころ母猫のおっぱいを揉んだり吸ったりする癖が、成猫になっても抜けないことがあります。毎日親猫のおっぱいを揉んだり吸ったりしていると習慣として残ってしまうことがあります。飼い主が着ている柔らかい服の素材は、母猫のおっぱいの肌触りに似ていることから、揉もんだり吸ったりしています。甘えているならそっとしてあげたいところですが、1つ注意したい点もあります。ズボンやセーターを揉んだり吸ったりしているうちに、繊維を飲み込んでしまう点です。喉に詰まらせたり、胃や腸の調子を悪くさせてしまったりしてしまう危険性があります。甘えている姿はかわいいですが、飲み込んでは大変なので、注意するかやめさせるようにしましょう。もしくは、毛玉が出ないような安全なおもちゃがあれば、代わりに与えるようにしましょう。特に肌触りのいいおもちゃがポイントです。肌触りがいいおもちゃは猫も癒されるし、好む傾向があります。もしこの行為をやめさせたければ、飼い主は母猫の代わりになり、愛情をたくさん注いであげることが必要です。猫が強く成長していくことで、揉んだり吸ったりするしぐさも自然と卒業していくはずです。



■6.逃げ出した猫を探しているけど見つからない。

まれにではありますが、飼い主が少しドアを開けている隙に、室内で飼っている猫が逃げ出してしまうことがあります。猫は小さいし、足音もないので、いつの間にか出ていることが多いです。また、今まで室内だったからこそ外の世界に興味を示し、飼い主の目を盗んで積極的に抜け出そうとする猫も少なくありません。猫が逃げ出したことに気づき、慌てて外を探しに出かけた経験のある飼い主も多いのではないでしょうか。幸いなことに、猫は犬と違い、短時間でそれほど遠くへ行く習性はありません。猫は短時間で遠くへ行けるほどの体力や持久力はありません。そもそも猫は普段からじっとしていることが多い。逃げ出したことにすぐ気づけば、近場にいる可能性は大変高く、比較的見つかる可能性が高いはずです。

しかし、猫が逃げ出してからすぐ探しても、なぜか見つからないときがあります。近場にいることはたしかですが、なぜか見つからない場合は、飼い主の探し方に問題があることが多いです。外に出て、おそらく公園・道路・近所の庭など探しているのではないでしょうか。それだけではいけません。もっと大切なところを見落としています。もっと視点を上に上げてください。木の上や屋根の上です。そもそも猫は野生の名残から、高いところに行きたがる習性があります。高い場所は、広い範囲が見渡せ、敵から攻撃も受けにくいので、安全のために登りたがろうとします。木の上や屋根の上にいる場合が多いので、視界に入らず見つけられないことが多いです。猫を探すときには、平面を見ながらも、できれば上を見ながら探しましょう。木の上・屋根の上・塀の上などです。高いところに目をやれば、猫を見つける可能性が高くなるでしょう。



■7.猫が「ごろごろ」と音を出している

猫の頭や背中をブラシで優しくブラッシングしていると、普段とは違った声を出すことがあります。「ごろごろ」という声です。いえ、厳密に言えば「声」というより「音」といったほうがいいでしょう。口を閉じたまま、どこからともなく聞こえてくるからです。「にゃあ」と鳴くときは口を開けますが「ごろごろ」という音は口を閉じたまま、猫の体の中から聞こえてきます。長い間、この音が出る具体的な場所については、専門家の間でも謎とされていました。しかし、最新の研究から、この音は喉にある「仮声帯」という特殊な声帯から出ている音だということがわかってきました。リラックスすると、毎秒30回以上で振動し「ごろごろ」という独特の音へと変わっています。この声を出すとき「最高にリラックスしています」という猫の意思表示です。人間も最高にリラックスしているときには「ふう~」という声が自然と出てしまいますが、それに近いと考えていいでしょう。「とても幸せです」という意味です。ただし、リラックスのときだけでなく、まれにけがをしてじっとしているときに出すこともあるようです。精神的な苦痛にじっと耐えているときに出ることもあるようです。人間が肉体的・精神的に我慢をするとき、低い声でうなり声を出すのと似た感覚です。猫の気持ちを知る、大切な手段の1つなのです。



■8.飼い主がお説教しているときに、顔を背けて無視するのはなぜ?

猫と一緒に住んでいると、さまざまなトラブルに悩まされることでしょう。花瓶を落とされる。いすやテーブルの脚をかじる。ソファーなどを爪で引っかく。寝室で糞をする。どんな飼い主でも一度や二度は経験があるはずです。特に、大切にしているものを傷つけられると、腹が立つ飼い主も多いのではないでしょうか。安物ならいいですが、高級品を壊されると、どんな飼い主でも気が滅入るはずです。そうしたとき、つい猫に大きな声でお説教をします。「こら。なんてことをするの! こんなところを引っかいたらダメでしょ!」言葉がわからないことは承知の上ですが、飼い主としては何か一言でも文句が言いたくなります。反省するそぶりでも見せるかと思っていると、猫は無視。目を合わせるどころか、視線を外して、飼い主の言葉を無視しているような態度を見せることがあります。
そんな態度を見て「飼い主をなめているのか!」と、さらに怒る飼い主も多いのではないでしょうか。ちょっと待ってください。実はこの態度、猫がきちんと反省していますというサインです。猫は精神的なストレスを感じたとき、視線を外す習性があります。視線を外すことで、問題から一時的に目を背け、自分を落ち着かせようとしています。また、相手に敵意がないことを示す手段でもあります。犬や猫の世界で、目をじっと見つめる様子は、臨戦態勢に入っている状態です。逆に視線を外すことで「あなたと揉めるつもりはありません。落ち着いてください」という意思表示です。反省していないように見えますが、それなりに反省をして、ストレスを感じている猫らしいそぶりなのです。



■9.猫は泳げるの?猫を湯船に入れてもいいの?

猫は砂漠出身であり、猫の歴史の中で水を浴びたり泳いだりする経験がないため、水に慣れていません。たまには体を洗ってやろうと猫を湯船に浸からせた瞬間、水を飲んでしまい、即死してしまうこともあります。猫には絶対泳がせないこと。また、数カ月に一度猫の体を洗うときには、湯船ではなく、シャワーで済ませるようにしましょう。シャワーさえも嫌がるなら、大きめの洗面器にぬるま湯を入れて、その中で洗うようにしましょう。


■10.猫がときどき口の周りをなめる

猫をじっと観察していると、ときどき口の周りをなめることがあります。食事中にするなら、口の周りについた食事のかすなどをなめているのだろうと思います。しかし、食事でも何でもないときに、口の周りをなめるのは不思議な行動です。そういう光景を見たことはありませんか。どういう意味があるのでしょうか。

これは「転位行動」の1つと言われています。転位行動とは、相反する考えが衝突し、考えがもつれたときに出てしまう行動のことです。人間にも転位行動があります。たとえば、困ったときに、つい頭をかいてしまうのも転位行動の一種です。「どうしよう」と心のもつれを紛らすために、つい頭をかいて心の動揺を落ち着かせようとします。猫が口の周りをなめるのも、転位行動です。先ほどの猫なら「おなかがすいたなあ。でも動くのはおっくうだ」という2つの相反する考えが衝突しているのでしょう。「どうしようかな」と判断に迷って考えがもつれてしまうときに、つい口の周りをなめてしまいます。このほかにも、いくつか転位行動には種類があります。失敗直後に頭をこする。目の前の小石をつつく。こうした意味不明な様子を見かけたら、何か考えをもつらせているのかもしれません。




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